どうやって親指シフト環境を作るのか?
ErgoDox EZでNICOLA配列の親指シフトで日本語を入力することは決まりましたが、ではその環境をどうやって実現するのでしょうか?答えは「AutoHotKeyを使って実装する」です。ぐぐった感じだと、Windowsで通常のキーボードを使って実装する場合にはほぼこれだと思います。
みなさんWindowsを使っているならAutoHotKeyを使ってますよね?alt-ime-ahkを使わないと日本語と英語の入力の切り替えをトグルでやらなきゃならないんですから当然使っているはずです。トグルというのは記憶するか、確認するかで現状を把握して、必要ならトグルさせて、必要でないならそのままという作業が必要な最悪なユーザインタフェースです。この世から無くしましょう。
そんな最悪のUIであるトグルを使わなくても入力モードを切り替えられるようにしてくれるのがalt-ime-ahkです。これは右のaltキーの空打ちで日本語入力、左で英数入力モードにしてくれるAutoHotKeyの定義ファイルです。親指シフトだろうがなかろうが、当然この便利なシステムは維持します。
では「どうやってAutoHotKeyで親指シフトを実装するのか?」ですが、たいていは定義ファイルをコンパイルしたexeファイルが配られていて、それを実行すれば使えるようになります。でもネットで拾ってきたexeファイルを実行するなんて怖いですよね。そもそもすでにAutoHotKeyはalt-ime-ahkで動いているので定義ファイルを追加するだけでいいはずです。それに既存のものはオプション画面があったりして、本筋とは別のところで複雑になっていて、必要な部分を見極めてコピーしてくるだけでも大変そうでした。なのでシンプルなものを自分用に書いていくことにしましょう。
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